進行がん患者様で手術をされる方、また検討されている方で、NK細胞療法との併用について悩んでおられるケースが多くなっています。我々は近年のがん細胞発育の解析の理論により、手術の前と後にはNK細胞療法が欠かせないと考えています。
その理由は二つあります。
一つは、手術で落ちてしまう免疫力を増強して、体力維持に効果が期待できること。
もう一つは、再発・転移を防止することが期待できるということです。
まず、手術の前にしっかりご自身の免疫力を上げておくことにより、手術の成功率を高め、体力維持を図ることが大切なのは言うまでもありません。
また、手術の後ダメージを受けた身体を少しでも回復させることと、再発・転移の予防が出来るということです。
よく手術が終わった後、念のため抗がん剤をしましょうと言われるわけは、全て取りきったと思っていても、小さな目に見えないがんがまだ取りきれていないこともあり、再発や転移の可能性があるからです。手術後の抗がん剤は、再発・転移防止のためです。
厳しい手術の後で、さらに厳しい抗がん剤をするにあたっても、体力の維持・回復を図ることがどれほど大切かは明らかです。
少ない副作用で、高いQOL(生活の質)を維持されることがとても重要です。抗がん剤治療の最大の副作用である骨髄抑制は、患者様の大切な免疫力を奪います。
この免疫力を守ってあげる、強化する機能がNK細胞療法にはあります。
体力の落ちている手術後に、さらに厳しい抗がん剤をお受けになる患者様にはぜひ、NK細胞療法も併用していただきたいと考えます。
また、運よくがんが初期であり、完全に取りきれて手術後の抗がん剤が不要であったとしても、再発・転移の可能性はゼロではありません。
NK細胞には、がん細胞の監視機能があり、NK細胞療法はほとんど副作用なく再発・転移の予防が期待できます。また、早い体力回復のためにも、NK細胞療法は必要です。
という訳で、手術の前後にNK細胞療法が不可欠だと考えます。
これを我々は「サンドイッチ療法」と呼んでいます。


























