免疫細胞療法の種類と比較

高活性化NK細胞免疫療法

  • 主にNK細胞を増殖させて体内に戻す治療法。
  • NK細胞はどのようながんでも殺傷することが可能。
  • がん細胞に対する殺傷能力が高く、NK活性が強いと短時間で殺傷することが出来る。
  • NK細胞は、T細胞に比べ増殖が難しい。

活性化自己リンパ球療法(LAK療法)

  • 主にT細胞を増殖させて体内に戻す治療法。
  • T細胞は、増殖させやすい免疫細胞だが、そのままではがん細胞を認識できないのが難点。
  • 数を多く増殖しても、教育を受けないとがん細胞を殺傷できない。

樹状細胞療法

  • 樹状細胞を増殖させて体内に戻す治療法。
  • 樹状細胞を増殖させるためには、アフェレーシスという成分分析採血機を使って2〜3時間かけて採血しなければならない。
  • 患者様自身のがん細胞を手術時に取っておく必要がある。
  • 樹状細胞はT細胞にがんの目印を教育する細胞で、樹状細胞自身にがんを認識させる必要がある。
  • 樹状細胞自体はがんを攻撃する力はありません。

高活性化NK細胞療法の特徴

最新培養技術により、当クリニックの高活性化NK細胞は、がん細胞や、ウイルス感染細胞に、高い傷害活性を示し、また、免疫力を高めるサイトカイン(液性因子)を産生します。さらに、細胞表面には接着因子を発現しており、リンパ節やがんの病変部に入っていくことが可能で、より大きな効果が期待できます。

培養したNK細胞の数は、状態により100億個以上に増やすことも可能ですが、多ければ多いほど良いというものではなく、増えすぎたNK細胞では、細胞傷害活性が低下したり、接着因子の発現が低下したりして、がんの治療に適さなくなることがあります。また、限界まで細胞数を増やしてしまうと、その後、分裂能力も低下していくので、免疫細胞が増殖期にあるものを入れることも大切です。

したがって、より高い効果を期待するには、細胞を増やしすぎることなく、活性力が高く、1個1個の細胞が、もっとも活き活きと働ける状態まで増殖させて、治療に用いることが重要です。

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